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サロン

2009年12月 8日

サロン。シャンパーニュ地方コート・デ・ブラン地区、ル・メニル・シュール・オジェ村にある小規模生産の超優良メゾン。このシャンパンを一言で表現するなら頑固料理人のレストラン。ただ一つのメニューしかない飲食店のようなもの。

シャンパーニュ・サロン

サロン

サロンはクリュッグやクリスタルと並ぶ超最高級シャンパン。ブラン・ド・ブランのみを生産する、シャンパン党垂涎の品です。

ひたすら品質にこだわりを持ち、少しでも気に入らなければ造らない。実際1920年の創業以来、サロンがリリースされた回数わずかに35回。徹底した完全主義に貫かれたそのシャンパンは「幻」と形容されるほどの希少品。それがサロンなのです。

サロンはヴィンテージのブラン・ド・ブランのみを生産し、他は一切造りません。NVもロゼもないのです。だから「サロンのロゼを飲んだ」と言う奴がいたらそいつは大嘘つきということになります。あり得ないものの例えとして「サロンのロゼ」は面白いかもしれませんが・・・。

サロンのシャンパンは繊細で気品ある泡立ちと、線の細い香り、その中にわずかに感じる日本酒のような独特の香気は他のシャンパンの追随を許しません。こも幻のサロンを追い求める人は数多いのです。熱狂的なファンを持つシャンパンがサロンなのです。

サロンの創始者は完璧を求めた美食家ユジェーヌ・エメ・サロン。サロンは愛する白ブドウのシャルドネ種だけからなるシャンパンを創ろうとしました。空前の優良ヴィンテージであった1911年、彼の友人たちに振る舞うため初のサロン・ブラン・ド・ブランがマキシム・ド・パリに出荷されました。ちなみに、今でもサロンはマキシム・ド・パリのハウス・シャンパンとなっています。

ブラン・ド・ブランである「サロン」の原料は、ル・メニル・シュール・オジェ村のグラン・クリュ100%格付け畑で収穫された最上質のシャルドネ種のみ。その1番絞り(キュヴェ)果汁だけが使われています。さらに、発売までに10年間もの熟成を経るため、非常に高価なシャンパンとなっています。

ブラン・ド・ブランとは

ちなみに「ブラン・ド・ブラン」というのは白ぶどうのシャルドネからのみ作られるシャンパンのことです。繊細で優しい口当たりが特徴です。基本的に「ブラン・ド・ブラン」という名前がついていたら、一般的なNVのシャンパンよりかなり高価です。

サロンはシャンパーニュ地方のコート・デ・ブランという地区のシャルドネから作られます。コート・デ・ブラン(白い丘)という石灰質とミネラル質の多い地域に、白ブドウであるシャルドネを植えてブラン・ド・ブランを作るわけです。白ずくめなので、合わせる料理も白い魚、白い肉などのクリームソースがいいと思います。

サロンのボトルはとっても分かりやすい。ラベルに大きく「S」と表示されています。実にストレートなこのラベルは、サロンのコンセプトを非常に明確に表現していると思います。Sさんへのプレゼントならかなり面白いでしょう。

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