テタンジェ
シャンパン・メゾン
ランスに本拠を置くテタンジェの起源は1734年に遡ります。
テタンジェの前身のフォレスト・フルノー社が現テタンジェ家に買収されるのは20世紀に入ってから。フルノー家の城に滞在していたピエール・シャルル・テタンジェがフルノー社を買収したのです。一体どれだけのお金持ちだったのでしょう。
ピエール・シャルルの後を継いだ現社長のクロード・テタンジェは次第に事業を拡大し、今ではシャンパーニュ業界では数少ない家族経営の生産者として、その名声を高めています。 この一族は政界にも進出している、言わば本物のセレブ一族です。
さてテタンジェのシャルドネ種を多く使用したシャンパンはエレガントそのもの。軽く繊細な味わいはシャンパンの優雅さを体言しています。これは普及しているNVからプレステージのコント・ド・シャンパーニュまで一貫したスタイルです。クリュッグのボリューム感とは対極にあり、アンリオなどが近いスタイルです。
シャンパーニュ地方でも最大級の広大な自社畑270ha(15区画)におよぶブドウ畑をテタンジェ社で所有し、全生産量のうち約40%を自社ブドウでまかなっており、大手としてはシャンパーニュ地方でもとても稀なことです。この自社ブドウへのこだわりこそ高い品質の証といって良いでしょう。
ですので、テタンジェ社のシャンパンだけで気軽に楽しむこともできるし、もちろん食中酒としても最高であることに疑いはありません。その実力はテタンジェ社の最高級シャンパンであるコント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブランが、エリゼ宮殿でのフランス政府主催の晩餐会用公式シャンパンに選ばれているという事実からも容易に想像できることでしょう。
コント・ド・シャンパーニュ
テタンジェ社のプレステージ・キュヴェであるコント・ド・シャンパーニュは、コート・デ・ブラン地区の厳選されたシャルドネのみから造られた最高級シャンパンです。今日のシャルドネの先祖であるブドウの木をキプロスから持ち帰リ、詩人としても知られるティボー4世(伯爵)に因んだ名称となっています。
ちなみに「コント」とはフランス語で「伯爵」の意味です。シャンパーニュ地方の伯爵であったティボー4世の住まいはランスにあり、現在テタンジェ社が所有しています。このティボー4世は十字軍に遠征しており、その勇士がテタンジェ社の紋章になっているのです(ページ一番上の写真)。
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