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ジャック・セロス特集(JACQUES SELOSSE) 教えます!種類から相場まで

2010年4月20日

ジャック・セロス リュー・ディー

ジャック・セロス!

今シャンパン好きでこの名前を知らない人は恐らくいないでしょう。ここ数年シンデレラのごとくシャンパン界のスターにのし上がったRMの造り手。日本だろうとパリだろうととにかく入手困難。

高騰する価格は収まる気配がなく、一時期、ネットで取引されている額は1年につき1万円くらい上がっていました。

  • ジャック・セロスの概要
  • 自然農法について
  • RMって?
  • ジャック・セロスの生産量
  • ジャック・セロスの銘柄一覧

ジャック・セロス

私が初めてジャック・セロスを飲んだのは今から2006年頃のこと。すでに価格の高騰が始まっており、スタンダードなBrut Blanc de Blancで8000円ほどでした。今は1.5万円前後で取引されています。

しかし、どんなに高くても飲みたいのがジャック・セロスのシャンパーニュ。酵母を感じさせる素晴しく繊細な香りと泡、味わいは他の造り手や大手メゾンでは絶対に味わえないものです。価格の高騰も納得。

自然農法のジャック・セロス

ジャック・セロスの優しい味わいのシャンパンは完全な自然農法から生まれる。元はビオディナミに傾倒していたが、当主のアンセルム・セロスは徐々に違和感を感じるようになり、ビオディナミとは決別。

ジャック・セロス リュー・ディー現在は宗教じみたビオディナミとは異なる自然農法で、余計な農薬や肥料を使わず、畑の持つ本来の個性が発揮されるよう葡萄を栽培し、その葡萄からワインやシャンパーニュを作っている。

当然、手間がかかるが余計な添加物がないので体に良い。ワインを飲むと頭痛がするという人にぜひ試してもらいたい(とは言え、飲みすぎたら意味が無いですよ!)。

ジャック・セロスのシャンパンの特徴

ジャック・セロスの風味は独特で、他のシャンパンでは決して味わえない味と香りです。酸化と熟成という際どい場所を、絶妙のバランスで保っている。

そのシャンパンの魅力はやはり自然農法から生まれるのでしょう。ワイン産地としては北限のシャンパーニュ地方で、薬を使わず葡萄を栽培することはとっても難しいが、ジャック・セロスはそれを実践しているのです。自然農法へのこだわりはRMの生産者ならでは。

RMって?

ちなみにRMをご存知ない方に説明すると、シャンパンのRMとは葡萄栽培からシャンパンの醸造、熟成、瓶詰めまで全て自前で行う生産者のこと。モエやヴーヴ・クリコは規模が大きすぎて全てを自前ではできない、言わば大企業なのに対して、RMは個人経営の小さなお店といった感じ。

ジャック・セロスの醸造

ジャック・セロスのシャンパンはベースとなるワインを小樽で発酵する。リザーブワインはシェリーのようにソレラ式で、次々に新しいワインを継ぎ足していく仕組み。これによってムラを減らすことができる。

畑はコート・デ・ブラン地区のアヴィーズ、クラマン、オジェ、ル・メニル・シュール・オジェの4つの村と、モンターニュ・ド・ランスのアンボネイが1村、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのアイ、マルイユ・シュル・アイの2つの村にある。

年間の生産量は約58,000本と少ない。それに加えての人気のため、常に品薄状態でかつ高価。人気シャンパンの宿命。

日本に輸入されているジャック・セロス価格一覧

かなり高価ですが、ジャック・セロスのシャンパンの味わう価値はありますっ!日常を非日常に変える力のある素晴らしいシャンパンをぜひ一度はお試しください。

Hotel Restaurant Les Avieses

ジャック・セロスは2011年にコート・デ・ブランのアヴィーズ村にホテル・レストランを開業。元は醸造施設とカーヴのために2009年にシャトーを買収したのがきっかけだが、自身の作ったシャンパンを最大限に楽しんでもらうべく、ホテル・レストランにしたのです。

ジャック・セロスホテル

このホテルでは、もちろん醸造施設の見学や試飲ツアーがあり、アンセルム・セロス自身が案内をしてくれる。レストランのシェフは、3つ星「ピック」からスーシェフを引き抜き、サービスはその妻が担当。洗練されながらも寛いだ空間で、食事とシャンパンを楽しめる。

所在地

アヴィーズという冗談抜きでの片田舎に、美味しいジャック・セロスのシャンパンを飲みに行く覚悟があるなら、ぜひ遊びに行ってみてください。なお客室が10部屋だけで、予約は困難を極めます。

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