個性的なフランスワイン
シャンパン・エッセイ
レストランに行ってワインリストを見ました。こんなにたくさんの種類があって、いったい何が違うのだろう?と感じたことはきっとあると思います。
フランスワインは実に様々な種類があります。様々な品種を上手く合わせるボルドー、いろいろなメーカーのあるシャンパン、いろいろな品種のシャンパン一つの畑に複数の作り手がいるブルゴーニュ。北部にあるのに濃厚なワインを造るアルザスなどなど、
フランスのワインはとても一口では語り尽くせない多様な魅力を持っています。そしてこれはワインだけではありません。
フランスのクラシック音楽は多彩な音色が魅力です。ドビュッシーの水彩画のような音楽はそのいい例です。
文学ならスタンダール、フロベール、バルザック、ボードレール、ランボー、プルースト、カミュなど大家がたくさんいます。アレクサンドル・デュマがワイン通であった話は有名です。デュマに限らず作家は大抵よく飲みました。
料理やチーズ、ワインも地方の数だけ様式と種類があります。この個性に溢れた多様性こそフランス文化の真髄です。限りない選択の自由がフランス文化にあるのです。昔から続く個人主義がそれを支えています。
日本とは正反対の個人主義ですが、これこそ多様性を生む大きな要素なのです。絶対に好きになれないものもあれば、どうしようもないくらい好きなものにも出会えるかもしれない。
シャンパン・リストやワイン・リストを見て、その種類の豊富さに感心したら、その後ろに何があるのかをちょっと想像してみてください。きっと広い世界が広がることでしょう。
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