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フランス シャンパーニュ地方について

2010年5月31日

シャンパーニュ地方はパリから北東に約140kmlほどの距離にあります。TGV(日本で言う新幹線)で約45分という至近距離に加え、ランスには世界遺産のノートルダム大聖堂があり、観光にはうってつけの場所なのです。シャンパーニュ地方の語源はイタリアの「カンパーニャ州」です。平野という意味です。

シャンパーニュ地方のみならず、フランスという国は全体的に平野の多い国です。しかし実際にシャンパーニュ地方は、谷や丘のある地域で、真平らなわけではありません。とは言え広大な土地であることには間違いなく、シャルドネのよく育つコート・デ・ブランや、ピノ・ノワールに適したヴァレ・ド・ラ・マルヌなど多様な土壌を擁しており、それがシャンパーニュの複雑性を生み出すのです。

シャンパーニュ地方の歴史

ランス大聖堂の写真シャンパーニュ地方はパリに非常に近いことから、歴史的に王侯貴族と密接な関係があります。ランスのノートルダム大聖堂は13世紀のゴシック建築の傑作で、クロヴィス王がキリスト教への洗礼を受け、以来フランス国王の戴冠式が行われるようになりました。第一次大戦のさなか、大聖堂は傷を負いましたが、のちシャガールの有名な青いステンドグラスが取り付けられるなどして、修復されました。

シャンパーニュ地方はパリに近いことから、シャンパンはパリの貴族に愛飲されました。発泡性でなく赤ワインが主流だった何百年も昔から、その高品質さにおいて、パリで名声を得ていました。同じく高品質なブルゴーニュとのワインと並び称される存在だったのです。

ランスの地下には数十キロに及ぶ、巨大なセラーがありますが、これはもともとセラーとして作られたわけではなく、2世紀頃にローマ人によって石灰岩が切り出された結果です。この地下空間は年間を通して一定の温度、湿度を保っているので、繊細なシャンパンの保存には最適で、多くのシャンパン・メゾンがこの地下セラーを熟成に利用しているのです。シャンパンの味わいは、歴史と共に成り立っているのですね。

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