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シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で年間3億本も生産されているんだよ

2012年12月 8日

シャンパーニュ シャンパンとはフランスのシャンパーニュ地方のスパークリングワインです。

ワイン産地としては北限にあり、世界のスパークリングワインの8%を占めるのがシャンパーニュです。

あれだけ有名で世界の8%というのは少ない印象もありますが、品質と流通量を考えると妥当でしょう。

それでもシャンパーニュは年間約3億本も生産されています。

昔は泡不良品だったシャンパン

シャンパーニュ地方はパリに近いため、宮廷でしばしば愛飲されました。当時はまだスパークリングワインの技術はなく、通常のワインでした。

かつて、実は意図しないスパークリングワインが、時折生まれていたのです。秋に、発酵途中のワインの中で酵母が寒さのため一時的に活動を休止するのです。

冬が過ぎ、春を迎えると、眠っていた酵母が再始動。すでに瓶詰めされているワインは、発酵を再び始め、瓶の中で泡が生まれました。

この泡は今と異なり不良品でしかなく、当時は嫌われていました。

シャンパンをシャンパンたらしめている泡が不良品の証拠だった時代があるとは、今日からすると想像がつきません。面白い事実ですね。

しかし、不良品だった泡が今日のようなシャンパンとしてリリースされる日を迎えます。

ドン・ペリニョンの登場

ドン・ペリニョン今日高級シャンパンとして名高いドンペリは実在の人物で、オーヴィレール修道院の僧「ドン・ペリニョン」。彼はシャンパーニュの「泡」を制御して、意図的にボトルの中に閉じ込めることに成功。

同時に、基本的に黒ブドウが多いシャンパーニュ地方で、黒ブドウから透明のワインを作ることにも成功します。

こうして18世紀前半には、シャンパンはパリの宮廷のみならず、多くの国で特権階級に愛飲されるようになったのです。

それでも不安定だったシャンパン

泡を閉じ込め、美しいシャンパーニュが生まれたのはいいのですが、現在のような丈夫なボトルが当時はなく、ガス圧に耐えられず突然ボトルが破裂する、といったこともしばしばあったようです。

ワイン扱う人間にとっては、それは恐怖でしかありませんでした。

ちなみにこの頃のシャンパーニュは全てドゥー(Doux:甘口)です。

甘口シャンパン、ドゥーですか? なんて冗談があったか知りません!

19世紀中頃に安定したシャンパン

シャンパンは19世紀中頃に色々な意味でやっと安定します。丈夫なボトル、品質、各国への流通など。こうして現在のようなシャンパンの姿になり、今では年間3億本も生産され、世界で消費されています。

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